2017/3/26 中田裕二の謡うロマン街道 @鳥取・米子 ギャラリア大正蔵 に行ってきました
こんにちは、オタクです。
春休みを利用して今回は久しぶりの遠征に行きました。
人生初の鳥取です。
最寄駅の淀江駅からは歩いて5分もかからずに到着。
整理番号の割に早く(100番台だったのに40番くらいで入れた!)入場できました。
会場のギャラリア大正蔵は、酒蔵だったものを改装してイベントスペースなどとして使われているそうです。ドリンクの中に昔ここで作っていた長年(ながとし)という日本酒もラインナップしていて、ライブ中楽しめました。
(ギャラリア大正蔵:http://taishogura.weebly.com/)
中はこんな感じ。
(実際のコンサートの場所は写真とは別の建屋内でした)
もともとのキャパが少ないこともあり、前から3列目に座れる奇跡(東京だとこんなことはまずありえない!)。
以下、セトリ(MC集含む)。
1.誘惑
「米子は椿屋以来、ご無沙汰しております!」
旧酒蔵と寒い中5歳のお子さんがいて、「寒いけど頑張れそうかな?」「(お子さん)がんばります」「おじさん頑張るからね」観客笑
2.セレナーデ
「鳥取といえば写真家の植田正治が好きで、いつか鳥取砂丘で写真を撮りたいと思っている。最近は撮ってなくて、写ルンですくらいしか持ってない」
3.ただ一つの太陽
4.とまどい
5.ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナッツ)
(おてもやんを始めようとするも楽譜見つからず違う曲へ)
「東京に立石という町が葛飾の近くにあって、そこに飲みに行った、『せんべろ』といって1000円でべろべろになるくらい飲めるんですよ。その日は4件行ったんですけど1軒当たり7〜800円くらいで。
キャバクラって不毛なんですよ、若いお姉ちゃんたちだから話が合わなくてこっちが気を遣うし、イライラしてくる。仲良くなれるわけでもないし。それで、そろそろスナックデビューしなきゃと思いまして入った店が「伯爵」という名前で。75歳のママでした。17年いっぱいで店を閉めるとのことで最後の年に行けてよかったなと。スナックデビューしたらやってみたかったことがあって、それは演歌を歌うことで。その時に歌ったのが『北の都』」
8.いばらのみち
9.so so good
10.おてもやん(熊本民謡)
「僕はおてもやんの江利チエミver.が好きですね。昔の伝説的な人はカバーもされている。民謡や唱歌、長唄など。だから僕もいろいろなジャンルを歌うようにしています。ただ、歌いこなすのではなく、リスペクト、解釈と想いをのせて聴いていただくのがテーマとしてある」
11.Fly Me to the Moon(ジャズ)
12.リバーサイドホテル(井上陽水)
13.モンローウォーク(南佳孝)
14.勝手にしやがれ(沢田研二)
「『モンローウォーク』の歌詞にあるけど、女の人が『ジャマイカあたりのステップで』歩いてきたら怖いですよね笑 『リバーサイドホテル』の『金属のメタル』とか『川沿いリバーサイド』とか同じ言葉が2回続くとかぶっ飛んでる」
15.恋人はワイン色(CHAGE&ASKA)
コーナー「教えて君の町」(鳥取について観客から中田さんが教えてもらうコーナー)
客1.「イオンが大きい」
中「イオンを進められたのこのコーナー史上初めてだよ」
客2.「皆生(かいけ)温泉」 (聞きなれない名前で中田さん何回か聞き直す)
客「お肌にいいような気がする」
中「『気がする』じゃなくて、言い切っていただいていいんですよ笑」
客「塩が多くて」
中「塩サウナとかありますもんね」
客3.「笑(何と言ったか聞き取れず)」
中「何がおかしいんですか?笑」
客「嫐(うわなり)神事というお祭りです。」
(実は、この方、その神事をする高杉神社の神主さんとのこと。)
中「どういう祭りなんですか?」
客「男が真ん中で女が2人(漢字そのまんまですね)、そういう祭りです」
中「何ですかその祭り笑」
客「本妻と愛人2人が男を取り合う祭りで、ただ、集落の人にも祭りの準備をしてもらわないといけないので4年に1回なんです」
中「4年に1回って、オリンピックみたいですね」
客「実はオリンピックと同じ年で去年あったんですよ」
観客「(へぇー)」
客「祭りは本妻が勝つんです」
観客一同「あー(←この「あー」にはどういう意味があったんでしょうね、みなさん笑)
(初耳のお祭りで、この神主さんと中田さんのトークも弾みなかなか面白い内容でした。嫐神事についての詳細が鳥取県HPに載ってありましたので、合わせてご覧ください。起源が5世紀にまでさかのぼる歴史あるお祭りのようです。
http://www.pref.tottori.lg.jp/item/763179.htm )
リクエストコーナー
前述のお子さん挙手「チューリップ!」
16.チューリップ(童謡)
「Deeper聴きたいです」
「そうか新曲もしないとね」
17.Deeper
18.MIDNIGHT FLYER
歌謡曲・演歌あり、ジャズあり、椿屋時代の曲あり、持ち曲・新曲あり(童謡あり?笑)で充実した2時間弱でした。
しかも前から3列目で中田さんとの距離が近く5mもありませんでした。地方のキャパが小さいところだからできることなので、こういう遠征の醍醐味を味わえて大満足でした。
今までに行った中田さんのライブは13年のSONG COMPOSITツアー、去年の年末のロマン街道年忘れに続き3回目でした。いずれもカバーメインのライブだった(しかも1人弾き語り)ので、そろそろゴリゴリのバンドとオリジナル曲のライブに行きたいです。
個人的には去年8月のビルボード東京でDrumsに坂東さんが出てたやつに行きたかったので、そんな感じのがあればなーと思うのでした。