子どもの耳の病気の増加は何が原因なのか? NHKの報道をふまえての感想

【ざっくりまとめると】

子どもの耳の疾患が増えたのは耳垢がたまっているのを指摘される子どもが増えたためで、中耳炎とか難聴の子どもが増えたとは考えづらい。

 

 

 

 

今朝、NHKのニュースを見ると、このようなものが特集されていました。

www3.nhk.or.jp

 

NHKの報道内容をかいつまんで説明すると、

スマホを使う子どもが増えた  →  スマホを使うときにイヤホンで音楽を聴いていることが原因で病気になる子どもが増えているのではないか?」

というものでした。

 

また、報道では「中耳炎や外耳炎など」と具体的に疾患名を挙げ、さらに都内の医師の話を出して、「他人とイヤホンを共有したり音楽などを長時間にわたって大きな音で聞いたりしないようしっかりと注意してほしい」とイヤホンの使用方法について注意喚起されていました。

 

この文面・報道のみを見ると、

「イヤホンの共用により他人のばい菌が自分の耳の中に入って炎症を起こす」とか、

「イヤホンで大きな音を出しっぱなしにすると、難聴になったり耳の炎症になったりする」などと一般の方は解釈されると思います。

(少なくとも、私は一般の方がそう解釈されると考えています。)

 

実際にそのようなことが子どもたちに起きているのでしょうか??

 

 

そもそも今回示されている数値の根拠は、文部科学省によって行われている「学校保健統計調査」に基づくものです。

「学校保健統計調査」とは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校で毎年春に学校で行われている健康診断の結果を集計し、子どもたちがどのような成長・発達をしているか、どのような健康問題を抱えているかを調査しているものです。

ただし、全数調査(全員のデータを集計する)ではなく、抽出調査(全体の約25%を集めたもの)になっています。

学校保健統計調査-平成29年度(速報値)の結果の概要:文部科学省

 

2017年12月22日に平成29年度の速報値が示されています。

この結果を見てみると、確かに耳疾患を指摘される子どもの割合は、耳疾患の集計が開始された平成7年(1995年)以降年々増加し、小学校、中学校、高等学校ともに過去最高となっています。

 

ここで気になるのは、スマホの普及はここ5年間にみられるものであって、それ以前の増加はこれでは説明しづらいということです。

ウォークマンなどが年々普及してイヤホンの使用率も増加したかもしれませんが。

 

ただ、これは「『耳疾患』を学校健診で指摘された子どもの割合」であって、どのような病気の可能性を指摘されたかは明らかではありません。また、学校保健調査統計にはこれは示されておらず、本当にイヤホンの使用によって耳疾患の割合が増えたかは分かりません。

 

ここで、学校健診の耳鼻科診察でどのような疾患が指摘されているのかを確認したいと思います。

 

日本耳鼻咽喉科学会がネットで示している「耳鼻咽喉科健康診断マニュアル」では、以下の4疾患を学校の健康診断で対象となる主な疾患を挙げています。

・耳垢栓塞   :耳垢のため鼓膜の検査が困難なものを含む。

・滲出性中耳炎 :浸出液の貯留の明らかなもの、鼓膜内陥および鼓膜癒着の疑いのあるものを含む。

・慢性中耳炎  :耳漏(耳だれ)および鼓膜穿孔を認めるもの。

・難聴の疑い  :選別聴力検査で異常のあるもの。アンケート調査でその他難聴、耳鳴りなどの訴えのあるもの。

 

耳鼻咽喉科健康診断マニュアル」

http://www.jibika.or.jp/members/iinkaikara/pdf/gakkouhoken_kenkousindan.pdf

 

なるほど、おそらく耳の疾患の増加はこの4つのうちのどれかなのでしょう。

ただ、統計上、耳鼻咽喉科疾患は4つの疾患別に包括されています。

すなわち統計上どのような耳の疾患でも「耳」と一括りにされるので具体的にどのような疾患に罹患しているかは分かりません。

 

とりあえず、4つの耳の疾患に含まれていないものの報道で指摘されている「外耳炎」は主な原因ではなさそうです(もちろん学校健診で外耳炎を全く指摘されないわけではないと思います。あくまで主な原因かどうかという話です)。

逆にこれ以外の疾患が原因で耳の疾患の指摘が増加しているならば、学校医の先生は何を健診で見つけているんだ…という話になるので。

さらに、学校保健統計調査では耳疾患とは分けて「難聴」の項目を設けています。それによると、難聴を指摘される子どもの割合は平成29年度(速報値)で0.55,0.37,0.25%(小学校、中学校、高等学校の順)となっており、しかも過去10年をみると最も低い数値で推移しています。

つまり、耳疾患の原因に難聴は含まれておらず、さらに、難聴を指摘される子どもは減っているという結果でした。

これは私も予想外でした(てっきり大音量でガンガン音楽聴いている中高生が多いイメージだった)。

完全に素人の考えで申し訳ないですが、小学校入学以前における聴力検査でしっかりスクリーニングされ、難聴により適切かつ早期に介入ができていること、医療の進歩により難聴の改善がみられていることが理由として考えられるのではないでしょうか。

 

残るは、耳垢栓塞、滲出性中耳炎、慢性中耳炎の3疾患なのですが、どうも中耳炎が原因とは正直考えづらいです。

細菌やウイルスが原因であり、季節性の疾患であること、さらにイヤホンが入るのは外耳道(体表から鼓膜の外側まで)であり、鼓膜の内側に炎症が起こる中耳炎が関連しているとは到底思えません。

また、耳垢栓塞の判断基準が「耳垢のため鼓膜の検査が困難なものを含む。」と書かれていることを踏まえると、「耳垢つまってて奥がよく見えないからとりあえず耳鼻科行ってきて」という理由で拾われる人も多いのだと思います。

ということで、耳垢栓塞の指摘の増加が耳疾患の増加の主な原因である可能性が高いと考えました。

 

ふと、学校の耳鼻科の診察を受けたときのことを思い出しましたが、私も1回「耳垢栓塞」と書かれたことがあります。

あれを教室でもらったとき「これは耳掃除をしろってことなんだな」と思ってすごく恥ずかしい気持ちになったのを覚えています。

 

 

さて、話を戻して。

耳垢栓塞が原因なのは本当なのでしょうか。

 

日本耳鼻咽喉科学会は2017年5月24日に「『平成29年1月 耳鼻咽喉科学校保健の動向』に関する報告書」を示しています。

 

「平成29年1月 耳鼻咽喉科学校保健の動向」に関する報告書

http://www.jibika.or.jp/members/iinkaikara/pdf/doukou_201701.pdf

この「平成29年~(略)~動向」は前述の文科省が行っている学校保健統計調査とは別個に行っているもので、公立小・中学校のみ、定点調査、詳細な疾患別を行っていることが特徴として挙げられます。

また、調査対象児童・生徒数は学校保健統計調査と比べ少なく、全国児童生徒総数のそれぞれ、4.34%,2.56%(小学生、中学生)でした。

 

平成28年度の結果を見ると、小学生では全体の8.38%が、中学生では6.26%がそれぞれ耳疾患を指摘され(難聴は含まない)、そのほとんど(7.63%,5.96%)が耳垢栓塞でした。

報告書内でも、「『耳疾患』が過去最高であったことは、所見比率の割合から見ても『耳垢栓塞』が増加したためと容易に想像できる」と指摘されています。

 

 

ということで、耳疾患の増加の主な原因は耳垢栓塞によるものでした。

 

 

ここで、本当に子どもの耳垢は増えているのでしょうか?笑

いやいや、何言ってるの、統計でそう出てるじゃんとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが。

 

ここで学校健診の目的を思い出す必要があります。

最大の目的は「スクリーニング」です。

スクリーニングとは病気などの可能性のある人を残らずすくい上げるものです。

つまり、実際に病気があるかは分からないけど、その可能性がある人は残らず拾わなければなりません。

何の病気か判明させること、すなわち確定診断は学校健診では求められていないのです。

「耳垢がつまっている」ことが問題になることもあると思いますが、「耳垢がつまっていて奥がよく見えない。鼓膜も問題ないとは思うけど、ちゃんと見えないので念のため耳鼻科に行ってもらおう」ということを学校医の先生方が年々より強く意識されるようになった結果、オーバートリアージかもしれませんが(ただ、マニュアル通りに拾われているのだとは思います)耳垢栓塞を指摘される子どもが増えた可能性も考えられます。

もちろん、本当に耳垢が増えている可能性も十分考えられると思います。

その場合原因はイヤホンでしょうか、耳掃除のしなさすぎでしょうかそれとも耳掃除で耳垢が奥においやられたのでしょうか。そこまでは分かりません。

ただ、私の直感としてここまで耳垢栓塞の割合が増加するとは思えないのですが。

 

 

ここで、NHKの学校健診の結果の報道について、ミスリーディングが含まれていたかについて考えたいと思います。

まず、取材を受けた医師は間違ったことはおっしゃっていないと思います(そもそもただの学生がえらそうに言うことではないのですが…)。

というのは、あくまで小児の耳鼻科疾患の一般論として、騒音性難聴(イヤホンで大音量で聴く)のリスクが上昇すると話しているだけで、今回の統計の考察をしているわけではないからです。

イヤホンの共有で耳の疾患が増えるかについては正直分かりません(私はそれぐらいで外耳炎のリスクが上昇すると思えません。そもそもいろいろなところを触った指でイヤホンを触り、そのイヤホンを耳の中に入れるわけですから、使い回そうが使い回さまいが影響は大してないと思います。)。

 

 

ということで、医師の話と統計の話はあくまで別個のものであって、それらを結びつける、すなわちイヤホンの使用で子どもの耳疾患(=耳垢栓塞)が増えていると一般の人々に誤った解釈をもたらす今回の報道は適切でないのではないでしょうか。

 

 

 

他メディアでは以下のような報道をしています。

FNS:「日本耳鼻咽喉科学会によると、近年、耳あかが詰まる『耳垢栓塞(じこうせんそく)』が増えているということで、『必要以上に耳掃除をすると、かえって耳あかを奥に押し込むこともあり、炎症を起こすこともある』として~(略)

 

JNN:「原因について専門家からは、耳あかの詰まりが多いとの指摘もあるということですが、文部科学省は『要因を分析できない』としています。


比較すると、NHKの報道はやっぱり「うーん」と首をかしげるような内容だとどうしても思ってしまいます。

フジテレビの内容が最もよろしいですかね。

 

 

 

私は、ほとんどニュースはNHKしか見ない(CMと芸能ニュースに興味がないので)のですが、今朝のニュースを見て、本当に正しい報道がなされているか疑問に思いました。

テレビだけでなく様々なメディアの情報を吟味し、どれが物事の本質を正確に伝えているか国民一人ひとりが見極める必要があると思います。

卒業試験と国家試験

こんにちは。

全然ブログを更新できてなくて悲しいです(実は11月にアンジュルムPassCodeのライブに行ってきたんですが、その感想も書いてる途中で放置している状態)。

 

最後の卒業試験が来週、そして国家試験まで2か月をきっていよいよ、という感じになってきました。

 

 

さて、大学受験のように、医師国家試験対策の会社というものが世の中にはあります。

その中でも最大手といわれるものがTECOM(テコム)とMEC(メック)なんですが、これらが行っている模試は9000人を超える医学生のうち7000人近くが受けるとても大規模なものです。

 

TECOM模試の結果が今日の15時に開示されたので、みてきました。。。。

お世辞にも良くないです(合格はできそうだけど、気を抜いたら落ちるよって感じ)。ただ、この1か月いろいろあってほとんど勉強できていないので、この点数なら、、、と解釈するとまだ報われるかなと…

とりあえず、もう少し勉強時間を確保して、合格に近づけるようにしようと思います。

 

 

 

近況報告

お久しぶりです。

オタクです。

 

現在、大学の卒業試験の真っ最中です。

(医学部では大学6年生の2月に医師国家試験があるため、「卒論」ではなく「卒業試験」の合格をもって卒業判定としています。)

 

まだ、全ての試験は終わっていませんが、どうやら卒業はできそうです。

ただ、しっかり勉強して国家試験に臨む(卒業試験と国家試験は出題範囲は同じですが、傾向がまったくと言っていいほど違います)必要があるので、死ぬ気でやらないといけないのかなと思っています。

 

 

お世話になっている方(医師)から、国家試験に通る秘訣は「病まないこと」だとアドバイスをいただきました。つまり、メンタルのことです。

これは私自身の個人的な問題というわけではなく、全ての人にあてはまるリスクだと思います。

 

医師国家試験の合格率は新卒で90%を超える、非常に合格率の高い試験です。

一般の方に誤解いただきたくないのですが、これは試験自体が簡単なのではなく、勉強すれば合格できるが勉強しないと合格できない(= 勉強時間と合格率に相関がある(注:これはデータは持っていませんが、そうであると信じています))試験の性格が強く、しかも膨大な勉強量が求められることが影響していると思います。

 

つまり、勉強量が合格できる一定ラインに達する前にメンタルがやられてしまい、それ以上勉強できず合格できない、という流れです。

 

合格率は高いので、あまり思い詰めず、気ままに勉強すること、息抜きをすることが大事だと考え、お酒を飲んだり、音楽を聴いたりすることにしました。

 

来月は大きい卒業試験が控えていますが、終わったらライブに行く予定です。

それを楽しみにして、残された学生生活、もう少し勉強を頑張りたいです。

2017/7/23 トワイライトゲームス観戦に行きました

どうも、オタクです。

 

 

トワイライトゲームスの観戦応募に通ったので織田フィールドに行ってきました。

 

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(トワイライトゲームスとは : 04年、アテネ五輪の年より開催される。大学生・実業団からの招待種目で行われ、今年で第13回を数える(昨年は織田フィールドの改修工事の関係で開催されず) )

 

 

織田フィールドに行くのは初めてだったので少し道に迷いながらでしたが、競技開始2時間前の14時の開場と同時に入場。

一般の大会と異なりサブトラックがない織田フィールドの特性上、レース自体だけでなく選手のW-upを間近で見ることができるのもこのイベントの醍醐味である。

 

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また、箱根駅伝の関係もあるのだろうが、サッポロビールが協賛(後援? 曖昧ですみません)となっており、入場時にドリンクを頂いた。

もちろんサッポロ黒ラベル

 

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小雨が時折降っており、風も比較的吹いているという恵まれたコンディションではなかったが、観客として観戦を楽しむことができよかった。

今年はもう1試合くらい観戦に行きたいところ。

 

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2017/3/26 中田裕二の謡うロマン街道 @鳥取・米子 ギャラリア大正蔵 に行ってきました

こんにちは、オタクです。

 

春休みを利用して今回は久しぶりの遠征に行きました。

人生初の鳥取です。

 

今回の会場は米子市のギャラリア大正蔵

 最寄駅の淀江駅からは歩いて5分もかからずに到着。

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整理番号の割に早く(100番台だったのに40番くらいで入れた!)入場できました。

 

 会場のギャラリア大正蔵は、酒蔵だったものを改装してイベントスペースなどとして使われているそうです。ドリンクの中に昔ここで作っていた長年(ながとし)という日本酒もラインナップしていて、ライブ中楽しめました。

(ギャラリア大正蔵:http://taishogura.weebly.com/)

 

中はこんな感じ。

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(実際のコンサートの場所は写真とは別の建屋内でした)

 

もともとのキャパが少ないこともあり、前から3列目に座れる奇跡(東京だとこんなことはまずありえない!)。

 

以下、セトリ(MC集含む)。

1.誘惑

「米子は椿屋以来、ご無沙汰しております!」

旧酒蔵と寒い中5歳のお子さんがいて、「寒いけど頑張れそうかな?」「(お子さん)がんばります」「おじさん頑張るからね」観客笑

 

2.セレナーデ

鳥取といえば写真家の植田正治が好きで、いつか鳥取砂丘で写真を撮りたいと思っている。最近は撮ってなくて、写ルンですくらいしか持ってない」


3.ただ一つの太陽
4.とまどい
5.ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナッツ)

(おてもやんを始めようとするも楽譜見つからず違う曲へ)


6.舟唄(八代亜紀)
7.北の宿から(都はるみ)

「東京に立石という町が葛飾の近くにあって、そこに飲みに行った、『せんべろ』といって1000円でべろべろになるくらい飲めるんですよ。その日は4件行ったんですけど1軒当たり7〜800円くらいで。

キャバクラって不毛なんですよ、若いお姉ちゃんたちだから話が合わなくてこっちが気を遣うし、イライラしてくる。仲良くなれるわけでもないし。それで、そろそろスナックデビューしなきゃと思いまして入った店が「伯爵」という名前で。75歳のママでした。17年いっぱいで店を閉めるとのことで最後の年に行けてよかったなと。スナックデビューしたらやってみたかったことがあって、それは演歌を歌うことで。その時に歌ったのが『北の都』」


8.いばらのみち
9.so so good
10.おてもやん(熊本民謡)

「僕はおてもやんの江利チエミver.が好きですね。昔の伝説的な人はカバーもされている。民謡や唱歌、長唄など。だから僕もいろいろなジャンルを歌うようにしています。ただ、歌いこなすのではなく、リスペクト、解釈と想いをのせて聴いていただくのがテーマとしてある」


11.Fly Me to the Moon(ジャズ)
12.リバーサイドホテル(井上陽水)
13.モンローウォーク(南佳孝)
14.勝手にしやがれ(沢田研二)

「『モンローウォーク』の歌詞にあるけど、女の人が『ジャマイカあたりのステップで』歩いてきたら怖いですよね笑 『リバーサイドホテル』の『金属のメタル』とか『川沿いリバーサイド』とか同じ言葉が2回続くとかぶっ飛んでる」


15.恋人はワイン色(CHAGE&ASKA)

 

コーナー「教えて君の町」(鳥取について観客から中田さんが教えてもらうコーナー)

客1.「イオンが大きい」

中「イオンを進められたのこのコーナー史上初めてだよ」

 

客2.「皆生(かいけ)温泉」 (聞きなれない名前で中田さん何回か聞き直す)

客「お肌にいいような気がする」

中「『気がする』じゃなくて、言い切っていただいていいんですよ笑」

客「塩が多くて」

中「塩サウナとかありますもんね」

 

客3.「笑(何と言ったか聞き取れず)」

中「何がおかしいんですか?笑」

客「嫐(うわなり)神事というお祭りです。」

(実は、この方、その神事をする高杉神社の神主さんとのこと。)

中「どういう祭りなんですか?」

客「男が真ん中で女が2人(漢字そのまんまですね)、そういう祭りです」

中「何ですかその祭り笑」

客「本妻と愛人2人が男を取り合う祭りで、ただ、集落の人にも祭りの準備をしてもらわないといけないので4年に1回なんです」

中「4年に1回って、オリンピックみたいですね」

客「実はオリンピックと同じ年で去年あったんですよ」

観客「(へぇー)」

客「祭りは本妻が勝つんです」

観客一同「あー(←この「あー」にはどういう意味があったんでしょうね、みなさん笑)

 

(初耳のお祭りで、この神主さんと中田さんのトークも弾みなかなか面白い内容でした。嫐神事についての詳細が鳥取県HPに載ってありましたので、合わせてご覧ください。起源が5世紀にまでさかのぼる歴史あるお祭りのようです。

http://www.pref.tottori.lg.jp/item/763179.htm )

 

 

リクエストコーナー

 

前述のお子さん挙手「チューリップ!」
16.チューリップ(童謡)

 

「Deeper聴きたいです」

「そうか新曲もしないとね」
17.Deeper
18.MIDNIGHT FLYER

 

謡曲・演歌あり、ジャズあり、椿屋時代の曲あり、持ち曲・新曲あり(童謡あり?笑)で充実した2時間弱でした。

 

しかも前から3列目で中田さんとの距離が近く5mもありませんでした。地方のキャパが小さいところだからできることなので、こういう遠征の醍醐味を味わえて大満足でした。

 

今までに行った中田さんのライブは13年のSONG COMPOSITツアー、去年の年末のロマン街道年忘れに続き3回目でした。いずれもカバーメインのライブだった(しかも1人弾き語り)ので、そろそろゴリゴリのバンドとオリジナル曲のライブに行きたいです。

 

個人的には去年8月のビルボード東京でDrumsに坂東さんが出てたやつに行きたかったので、そんな感じのがあればなーと思うのでした。

2016/12/27 中田裕二 ロマン街道 ひとり忘年会に行ってきました

あけまして、オタクです。

 

16年の記事を今さら書くんですが……

 

中田さんの年内最後のLIVEに行ってきました、日本橋三井ホールです。

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もともと中学生の頃に椿屋を知って(クラスの女子にすすめられた)11年に解散して中田さんがソロになってもちょくちょく聴いてました。

13年のSONG COMPOSITE の赤レンガで初めて聴きました、それから約3年半振りのライブとなりました。

 

セトリなど書きます。

( ()書きはカバー曲です。)

 

1.NIGHTLIFE
2.FUTEKI
3.愛し君へ(森山直太朗)
4.悲しき色やね(上田正樹)
5.ガンダーラ(ゴダイゴ)
6.リバーサイドホテル(井上陽水)
7.シクラメンのかほり(布施明)
8.ノスタルジア
9.シンデレラ
10.朝日のあたる道(ORIGINAL LOVE)
11.おてもやん(民謡)
12.リクエストコーナー
Love is over 〜 片思い 〜 夜空ノムコウ
13.IT'S SO EASY
14.(新曲 曲名不明) (13.と14.はピアノ弾き語り)
15.リバースのカード
16.流星群
17.STONEFLOWER
18.万里の河(CHAGE and ASKA)
19.ウイスキーがお好きでしょ(石川さゆり)
20.髪を指で巻く女
21.MIDNIGHT FLYER

 

謡曲の雰囲気は好きなので、私は20代ですが楽しむことができました。車の運転があったのでお酒じゃなくてサイダーを飲んでしまったのが少し残念でしたが…

 

個人的に残念だったのは「サブウェイを乗り継いで」のイントロを始めたのにすぐにやめちゃったこと。アルバムのラストマイナス1曲目を私はとても大事にしていて、この曲とか虹の階段にはエモさを感じています。それもあって歌って欲しかったなーと思いました。

 

また聴きに来いよ!という中田さんのメッセージなのか、それとも焦らすのが好きな中田さんのエロさなのか…笑

 

今度行くときは、オリジナル曲をふんだんに歌ってくれるときにしてみようと思います。

アンジュルム ライブツアー秋2016 ~絆~ 最終日高崎夜公演に行ってきました

どうもおひさです。オタクです。

 

ここ2か月ブログに手を付けていませんでした。

まあ、いろいろと忙しくてライブにも行けず、部活にも十分に取り組めず、といった感じでした。

 

今回は12/23にアンジュルムのツアーファイナルに参戦したことを書こうと思います。

 

もともと、ももクロが好きで、2014年の国立競技場のライブにも行くこともありました。

昨年ごろから様々なアイドルに興味を持つようになってきて、特に今年はハロプロに手を出し始めました。

 

その1つが今回のアンジュルムでした。

 

来年はライブに行くのを控えるつもりなので、どうしても今年中に現場に行こうと思ってました。チケットは購入していなかったんですが、何とかチケットを確保できたのが千秋楽の高崎夜公演でした。

 

まあ、高崎初めて行ったけどめっちゃ遠い。新幹線の停車駅で通過したことがあるくらいだったけど、まさかこんなにかかるとは。

 

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ここからはセトリ書きつつ適当に感想も書いてみようと思います。

 

 

1.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間

2.次々続々

3.七転び八起き

4.カクゴして!

MC 3分トーク あやちょ

5.恋ならとっくに始まってる

6.乙女の逆襲

7.忘れてあげる

MC 

8.泣き虫少年(Buono!) 上國料+笠原

9.会いたいロンリークリスマス(℃-ute) 相川+室田

MC

10.糸島Distance

11.臥薪嘗胆

12.大器晩成

13.出すぎた杭は打たれない

14.ドンデンガエシ

EC1.上手く言えない

EC2.友よ

 

ラストの「友よ」の大合唱(?)までめちゃくちゃ大盛り上がり。

Wアンコールを期待してアンジュルムコールが起きてましたが、結局そのまま握手会の流れとなりました笑

 

最初のMCではあやちょ1人トークでしたが、「私がいつ辞めるのか」という話題に。

スマイレージ始めた最初はなんでこんな若い子を応援しているのかと思ってたけど、初期メンの2人が辞めたときに握手会でファンの人が号泣してて悲しい思いをこの人たちにさせたくない、と思うようになった。あとは、プレゼントじゃなくて手紙が欲しい!ということでした。

 

2つ目のMCではむろたんの地黒の話題に。先日モー娘。加入が決まった横山玲奈ちゃんを引き合いに出してたけちゃんが「むろと比べて清潔(?)」と問題発言笑 そのあと「清楚」に言い換えられてましたが笑

 

3つ目のMCではかっさーが割と仕切るようになって、最後曲フリまでやっちゃうように。

 

その他もろもろ言いたい事書きます。

推しはりなぷ~とりかこなんですが、初めて生で見た感想を。

 

りなぷ~:本当にトークの抜け感がいい。かわいい。あと、メンバーの衣装がみんなかわいかった。これからもWEARを更新してほしいなー

りかこ:ハスキーなところ、ダンスのキレ、かわいいし最高。次のライブツアーは高校生になっているということで今回が中学生ラストツアーでしたがメンバーから「オトナー」って言われるところもまたかわいい。最後の握手会で「えっ?」って聞き返されちゃったので次こそはしっかり伝えたいなー。

 

あやちょ:落ち着きがすごい。他のメンバーもプロ意識はあると思うんだけど、本当にプロでありリーダーっていう顔つきだった。あと、かっさーを見るときの目が完全にママ

かっさー:手の振りかたもトークもあどけなくってかわいい。でも、中1でこの表情や体つき(変な意味ではなく)はクラスの中でもかなり大人っぽいんじゃないだろうか。

あやちょのトークの中でかっさーが加わった今のアンジュルムではホールとか大箱ではできないと思ってたけどという発言があったけど、この感じなら問題ないでしょう笑 ホールツアーもこの調子でいってほしい。

 

あとはかみこの目がめちゃくちゃデカくてびっくりした。

 

個人的に良かった曲は臥薪嘗胆と友よですね。何回でも聴きたいと思える曲ばかりで最高の思い出となりました。アンジュありがとう。